アイルランド共和国の概要 概要
アイルランドは人口10万人当たりの犯罪発生率が0.32件とEU27ヶ国の中でもっとも少なく(2007年WHOレポート)、また、ロンリープラネット社発行の2008年度ブルーリスト誌で「旅行者が選ぶもっとも友好的な旅行先」の第1位に輝きました!
アイルランドの州アイルランドは大きく分けると、レンスター(東部)、マンスター(南部)、コナート(西部)、アルスター(北部)の4エリアに分かれます。アイルランドの州(County)には32の州があり、このうち、ファーマナ、デリー、アーマー、アントリム、ティロン、ダウンの6州は北アイルランド(イギリス領)です。
アイルランドの人口:成長を続ける活気ある国アイルランドの人口は約420万人と、とても小規模です。それでも近年の経済の好調を受けて人口が増加し続けている、現在伸び盛りのアイルランド。このうち約四分の一に当たる100万人以上がダブリン州(County Dublin)に住んでいます。首都ダブリン(Dublin)市内に住んでいる人口は約50万人、2番目に大きなコーク(Cork)で約20万人(コーク州全体では約45万人)、3番目のリムリック(Limerick)は約9万人(リムリック州全体では約20万人)です。近年ゴールウェイ(Galway)も人口が急増しています。 日本の感覚ですと人口5万人の町というと小さな町ですが、アイルランドでは5万人の人口を有する町は「都市(City)」といわれています。人口数千人以上の町ですと、タウンセンターにお店が立ち並び、日常生活に必要なものは最低限何でもそろう「町(Town)」と呼ばれる規模です。 アイルランド人で日本の人口を知っている人はほとんどいませんので、日本の町の人口を知ると、みな一様に驚きます。 アイルランドのフェスティバル★3月17日 セントパトリックスデイ(St.Patrick's Day)
アイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの命日。イギリス人は、アイルランド人のことをパトリックをもじって、パディ(Paddy)と呼ぶ人もいます。 パトリックはアイルランドに元々存在したケルトの宗教観を改宗させるのではなくキリスト教とケルトの宗教観を融和させる形を取りました。ですからケルトの文様の入った十字架などがアイルランドのいたる所に残っています。 セントパトリックデイには、アイルランド各地でパレードが行なわれ、アイルランドのシンボルカラーの緑の服をまとい中には顔まで緑に塗った人々が町を歩きます。 2001年のセントパトリックデイは、フットアンドマウス(家畜の伝染病)のため、海外から多くの人が出入りすると感染拡大の恐れがあるため、延期されるという事態も起きました。 ★3月〜4月 イースター(Easter) イースターは年によって日にちがずれますが、4月前後の日曜日です。イースターは復活祭と呼ばれ、キリストが復活するのをお祝いします。キリストが生き返るイースターの日曜日の前に、キリストが死んだアッシュウェンズデー(灰の水曜日)と言う日があり、信仰心の強いアイリッシュは、おでこに灰で十字架を書きます。この日はつつしみの日として煙草や砂糖やチョコレートなどを控えます。中には「ワシは今日はコーヒーに入れる砂糖をぬいたよ」と自慢げに語る老人も見かけられます。 ★10月31日 ハロウィーン(Halloween) アイルランドが発祥の地といわれる、かぼちゃのお面でおなじみのハロウィーンです。 町中に住んでいる人は、子供達が来るのに備えてチョコレートなどを買って用意しています。(最近の子供はお菓子より、現金のおこづかいを喜ぶようになっていますが・・・) ★12月25日 クリスマス(Christmas) おなじみキリストの誕生日です。どこの家庭も、数週間前から肉屋さんに七面鳥を注文します。クリスマスデイはどのショップも休業しますし、町中から人影もなくなるので、観光客やフラットで生活している方には少々寂しい季節です。 語学学校に通っている方は、早めに学校に相談して、クリスマスデイにも受け入れてくれるホームステイ先を探せば楽しいアイルランドのクリスマスが過ごせるかもしれません。 ★その他のフェスティバル アイルランド全土の町や村でも、年間をとおして、ミュージックやアートなどのフェスティバルが開催されています。
北アイルランド(イギリス領)
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