アイルランドの英語について
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アイルランドの英語はなまっていますか?

アイルランドの英語はイギリスのクイーンズイングリッシュを基準に考えますと、アイルランド英語は、アメリカやカナダの英語に比べてなまっていないと言えます。

しかし、アメリカ英語を基準に考えますと、カナダ英語はなまりが少なく、イギリスやアイルランド英語はなまっている事になるでしょう。

なまりというのは自分に聞きなれないアクセントをなまりと解釈する方が多く、日本人にとってイギリス英語はアメリカ英語よりなじみが少ない分なまって聞こえるという方も多いです。

しかしどこの国のアクセントでも、数日〜数週間など短期間で聞き慣れてしまいますので、英語を勉強する上ではアイルランドをはじめどこの国で勉強しても支障はないと言えるでしょう。

一般的には、アイルランドの首都ダブリンにはダブリンアクセント、第2の都市コークにはコークアクセントというのがあると言われていますが、実際には話す人によります。 いずれにしましても語学学校の先生をはじめ、多くのアイルランド人も聞きやすい英語を話しますので、アイルランドのなまりについては英語を勉強するのに特に支障はないでしょう。

また、アイルランド英語はイギリスのスコットランドやウェールズ、またはイングランドの地方都市と比べましても、アクセントは強くなく聞き取りやすいと言えます。

英語の「なまり」には2種類あります

一概に「なまり」といいましても、大きく分けてイントネーションとその地方特有の言葉(方言)のふたつがあります。

まず、最初のイントネーションについてですが、一般の日本人留学生が完全にアイルランド人のイントネーションになることは、残念ながら数年間程度ではなかなか身につきません。 
ですからアイルランド人のイントネーションに近くなることができたとしますと、それは自信を持って良いことだと思います。

方言に関しましてはアイルランドに限らず、イギリス、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドでもありますが、
語学留学生が語学学校で習う英語は、どこの国でも通用する一般的な英語を習いますので心配はありません。

アイルランドで英語を習ってアメリカ人との意思疎通に支障はないの?

アイルランドの英語はイギリス英語に近く、アイルランドではどの語学学校もイギリス英語のテキストを使って勉強します。
ですから、アメリカ英語とは少々表現などが違うことがあります。だからと言いましてアメリカ人と意思疎通ができないということはありません。

アメリカではイギリス英語を耳にする機会は少ないようですが、イギリスやアイルランドではテレビや映画でアメリカ英語をよく耳にするので、アメリカのアクセントにも慣れることができますし、アイルランドの語学学校ではアメリカ英語とイギリス英語、アイルランド英語の違いについても解説がされます。

ですから、アイルランドで英語を習っても問題なくアメリカ人と意思疎通はできますし、イギリス英語とアメリカ英語の違いについて習う事もできますので、より良い環境であるとも言えます。

世界中にはたくさんの英語があります

世界の英語

世界中には多くの英語の方言やイントネーションがあり、聞き取りやすい英語を話す方ばかりではありません。ですからいろいろな方言やアクセントを聞き分けられるようになる事はとても大切です。

また聞きなれないアクセントでも聞き取れるようになってこそ、本当に英語が身についたということでしょう。

アイルランド英語で速聴効果!?

イギリスやアイルランド人の英語は、アメリカ人に比べ早口で抑揚が少ないということも聞き取りにくいと感じる原因の一つでしょう。 アメリカ人に比べますと、アイルランド人やイギリス人は早口な人が多いです。

しかし、アイルランド人の早口が聞き取れるようになりますと、アメリカ人の会話はゆっくりと感じられるようになり聞き取りやすくなりますので、速聴効果もあると言えるでしょう。

ゲール語(アイルランド語)について


ゲール語エリアのディングル半島
アイルランドはアメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドなどと同様に、事実上英語のネイティブ国です。 都会から田舎まで、アイルランド全土で英語が通じます。


しかしアイルランド政府は、イギリスから独立した際に、形式上アイルランドの公用語はゲール語(アイルランド語)と定め、学校でのゲール語も教育もはじめましたので、多くのアイルランド人は簡単なゲール語を理解できます。


一部の本などでは「アイルランド南西部では、ゲール語が日常生活で利用されている」などと書かれていますが、それは、英語版の日本の紹介に書いてあったことですが「北海道の東部では、アイヌ語が日常生活で利用されている」と言っているのと同じような誤りです。

テレビやラジオでも、ゲール語番組も一部ありますし、標識等も英語とゲール語の両方で書かれていることもあるので目にする機会はありますが、都会から田舎まで完全に英語国です。

また、ゲール語はアイルランド人の文化の象徴のような存在になっています。
日本人などの外国人がゲール語を話すととても喜ばれますので、挨拶程度のゲール語を覚えておくと良いでしょう。

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