学生ビザの延長と外国人登録

学生ビザの延長と外国人登録(滞在許可申請)

アイルランドの外国人登録カード
アイルランドの外国人登録カード

アイルランドに90日以上滞在する予定の方は、学生の方もワーキングホリデーの方も、入国後30日以内(または最初の入国時に押された滞在許可スタンプの有効期限内)に、外国人登録をする必要があります。

ダブリンエリア滞在の方はダブリンの入国管理局GNIB(Garda National Immigration Bureau)、ダブリンエリア以外に滞在の方は滞在地を管轄する警察署に行って申請を行って下さい。

学生ビザの延長手続きと外国人登録は、同じ場所で同時に行います。

学生ビザの延長手続き完了時には、語学学校お申し込み期間分の学生ビザのスタンプがパスポートに捺印されます。

外国人登録はアイルランドに90日以上滞在する非EU国籍の方全て(学生・就労・観光・ワーキングホリデー・その他全て)に義務付けられている手続きで、登録完了後にはアイルランドに滞在できる期限の記入された右の写真のような外国人登録カードを受け取ります。

【ご注意!】
外国人登録に関するガイドラインは、GNIBのサイトで最新情報を確認できますが、実際の運用には居住エリアや担当者によってかなりの幅があります。

「銀行口座の金額が不足していても登録できた」、「アイルランドの現地保険の加入が必須と言われた」、「日本の海外旅行傷害保険の英文付保証明でOKだった」など、様々な事例の報告を頂いています。また、通学先の学校によっても対応が異なりますので、現地の事情に即した学校の指示に従って登録手続きを進めることをおすすめします。

学生ビザの延長と外国人登録が必要な方とは?

90日以上の留学の場合は入国時には最初の1ヶ月のみの学生ビザが捺印され、有効期限内に外国人登録と学生ビザの延長手続きをするように指示されます。 また、現地で留学期間を延長され、なおかつ合計の留学期間が3ヶ月以上の場合にも学生ビザの延長手続きが必要です。

学生ビザの延長申請時には、同時に外国人登録の再申請を行い、アイルランドに滞在できる期限の延長申請も行います。

学生ビザの延長と外国人登録にかかる費用

学生ビザの申請自体には費用はかかりませんが、2006年5月27日より、日本人など非EU国籍の方の外国人登録の際、外国人登録カードの発行手数料として手続き1回ごとに手数料がかかるようになりました。新制度導入当初の手数料は1回あたり100ユーロでしたが、2008年8月23日より1回150ユーロに値上げされています。2012年11月19日より1回300ユーロに再度値上げされました。


登録手数料は、外国人登録手続きの際に入国管理局(もしくは警察署)で専用の銀行振替え用紙(Bank Giro)をもらって銀行から振り込むか、もしくは下記の5ヶ所ではクレジットカード、デビットカードでの支払いも受付けています。

クレジットカードにて支払いが出来るエリア
1.ダブリン Garda National Immigration Bureau(GNIB), 13/14 Burgh Quay, Dublin 2
2.コーク  Garda Station, Anglesea Street, Cork
3.ゴールウェイ GNIB office, Unit 2, Liosban Industrial Estate, Tuam Road, Galway
4.リムリック Garda Station, Henry Street, Limerick
5.ルース Garda Station, Fr.Connolly Way, Drogheda, Co.Louth

上記以外のエリアに滞在の方は、銀行振り替えでのお支払いとなります。

学生ビザの延長と外国人登録の仕方

ダブリンエリアでの申請

・パスポート
・滞在費の証明としてアイルランドで銀行口座を開設し、3000ユーロ以上入金されている証明
・学校からの入学許可証(学校により学校から入国管理局に直接郵送される場合と、各自で持参して頂く場合があります)もしくはアテンダンスレコード
・医療保険に加入している証明(英文のもの)
を持って、

1.ダブリンの入国管理局GNIB(Garda National Immigration Bureau)に行ってください。
2.外国人登録手数料(300ユーロ)はその場でクレジットカードで支払うか、もしくは専用の銀行振替え用紙をもらって銀行に行き、お振込み下さい。
3.後ほど外国人登録カードが出来ますのでお受取りください。

手続きが完了しますと、その場でパスポートに学生ビザのスタンプが捺印されて外国人登録カード(Certificate of registration)を受け取ります。

ビザの延長や滞在許可に必要な書類の申請方法については、各学校によっても若干の違いがありますので、詳しくは到着時に学校でお尋ね下さい。 アテンダンスレコードとは学校の出席率の証明書で、コース終了後、延長や転校されたい場合は、90%以上の出席証明が必要です。 アテンダンス レコードは各語学学校で取得できます。


ダブリン以外の町での申請

・パスポート
・滞在費の証明としてアイルランドで銀行口座を開設して3000ユーロ以上入金されている証明
・学校からの入学許可証(学校により学校から入国管理局に直接郵送される場合と、各自で持参して頂く場合があります)もしくはアテンダンスレコード
・医療保険に加入している証明(英文のもの)
を持って、

1.エリアを管轄する警察署に行ってください。
2.専用の銀行振り替え用紙をもらい、銀行に行って登録手数料(300ユーロ)をお振込み下さい。エリアによってはクレジットカードでもお支払い頂けます。

手続きは通常10分ほどで終わり、1週間ほどして再度パスポートのみ持参して警察署に行きますと、パスポートに学生ビザが捺印され、外国人登録カード(Certificate of registration)を受け取ります。

ビザの延長や滞在許可に必要な書類の申請方法については、各学校によっても若干の違いがありますので、詳しくは到着時に学校でお尋ね下さい。 アテンダンスレコードとは学校の出席率の証明書で、コース終了後、延長や転校されたい場合は、90%以上の出席証明が必要です。 アテンダンス レコードは各語学学校で取得できます。

アイルランド在留届と転出届

上記の学生ビザの申請や外国人登録はアイルランドの法務省が管轄していますが、こちらの在留届は日本大使館が管轄となる届出です。

在留届を申請していない留学生も多いようですが、原則として3ヶ月以上アイルランドに滞在予定の方は、アイルランド入国後にダブリンの日本大使館に提出する必要があります。在留届はオンラインでも届け出ができます。
アイルランドの在留届

在留届を提出した方は、帰国時に転出届をダブリンの日本大使館に必ず提出して下さい。 在留届を提出し、転出届を提出しませんと、永遠にアイルランドに滞在している事になってしまいます。 転出届けは適当な用紙に転出する旨と名前を書いてダブリンの日本大使館に郵送もしくはFAXで送信し、急ぎの場合は電話でも受付けています。

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