お得な留学資金の持ち方

留学費用の管理はどうする?

留学費用管理方法の種類 お役立ち

留学費用管理方法別・手数料シミュレーション どの方法が一番お得? お得




留学費用の管理はどうする?

留学費用の管理は悩むところ。
高額な留学費用ですから慎重に考えたいものです。

主な留学費用の持ち方には、シティーバンクなどの国際キャッシュカードでの引出し、トラベラーズチェックによる両替、国際送金の3通りがあります。それぞれの特徴を知って、ご自身にあった方法でお金を管理するようにしましょう。

また、ここでは管理方法別手数料シミュレーションもご紹介しています。参考にしてみて下さい。


留学費用管理方法の種類

ユーロ現金
1.日本の銀行で日本円の現金をユーロの現金に両替する

日本の多くの銀行で両替を扱っています。 日本の銀行で円からユーロ現金へ両替するレートは、
1ユーロあたり中値+約3〜6円となりますので、国際キャッシュカードやトラベラーズチェックよりレートは悪いものの、万が一に備えて日本ご出発前には数千円から1万円分位のユーロ現金を用意しておくのもよいでしょう。

・アドバイス
万が一に備え少額のユーロ現金を持っておく事をおすすめします。 ただしレートが不利なことと安全面からも考えて、多額の現金の持ち歩きは避けたほうが無難です。

額面が10,000ユーロを超える現金やトラベラーズチェックなどの有価証券をEU圏内に持ち込む際には、最初に入国審査を受けるEU国の税関に申告する必要があります。

2.トラベラーズチェック

トラベラーズチェックの交換レートは国際送金のレート(TTS)と同程度ですので、ユーロの現金に両替するよりもかなりレートが良くなっています。 また、トラベラーズチェックは万が一の紛失の時にも再発行ができますし、有効期限などもありませんので、もし余った場合は次の機会に繰り越すこともできます。

日本でチェックを購入する際には、購入総額の2%程度の手数料がかかります。

トラベラーズチェック
トラベラーズチェック
また、アイルランドではトラベラーズチェックをそのまま使えるお店はほとんどありませんので、アイルランド到着後にチェックを現金化する必要があります。
トラベラーズチェックを現金化する時にも手数料がかかります。町中の一般的な銀行ですと、換金の際の手数料は2〜3%程度ですが、ツーリストインフォメーションセンターやお土産屋さんの両替所などでは、場所によっては手数料が4%程度になることもあります。 換金時には手数料のお得な銀行を使いましょう。


・アドバイス
トラベラーズチェックは短期〜長期留学の方まで利用価値はありますが、夜間など急にお金が必要な場合は換金できませんので、国際キャッシュカードやユーロ現金と併用しましょう。


3.国際キャッシュカード
街角のATM
街角のATM

シティバンクカード
国際キャッシュカードの一つ
シティバンクカード

アイルランドではいたるところにATMがあります。シティーバンクのワールドキャッシュカードや国際キャッシュカードを持っていれば、たいていの場所で24時間いつでも現金を引き出せるので大変便利ですが、両替レートと引出し手数料を考慮しなくてはなりません。

国際キャッシュカードの口座に預けた日本円を現地のATMでユーロの現金として引き出す場合、交換レートは中値*1より6%ほど不利になります。 また、国際キャッシュカードによっては、1回の引出し当たり200円程度の手数料が別途かかることもあります。

つまり、お金を引出すたびに、約6%の手数料と1回当たりの引出し手数料がかかります。アイルランドのATMで一度に引き出せる額は300ユーロ〜2000ユーロと機械によって異なりますが平均は600ユーロ程度です。

また、ATMで現金を引き出した直後にひったくり被害にあうこともありますので、ATMはできるだけ人気の多い昼間に利用するなどの注意をしましょう。

*1 中値:新聞などで表示されている“ユーロ対円”の実勢レート。
中値(実勢レート)は参考のレートで、実際の取引には使われていません。

・アドバイス
国際キャッシュカードは安全でATMさえあれば24時間利用できますが、両替レートは不利ですので高額を利用するには向きません。 緊急時用に持っておき、トラベラーズチェックや現地銀行などと併用すると良いでしょう。

4.アイルランドで銀行口座を開設し国際送金

日本からアイルランドに国際送金する時のユーロの交換レートはTTS (Telegraphic Transfers Selling Rate) と呼ばれ、1ユーロあたり中値の約1.5円増し程度で換算されますので、他の方法に比べ両替レートが有利です。

3ヶ月以内の短期留学では原則として口座開設はできませんが、3ヶ月以上の長期留学生でアイルランドでの外国人登録や学生ビザの延長の際に所持金の証明に銀行口座が必要な場合は、語学学校が口座開設のための書類を作成してくれます。 アイルランドに銀行口座を持っている場合は、日本のご家族などからお小遣いを国際送金でまとめて振り込んでもらうのも良いでしょう。

アイルランドの銀行カード
Allied Irish Bankのカード
Allied Irish Bank

Bank of Irelandのカード
Bank of Ireland

現地銀行のキャッシュカードは、アイルランド各地の同系列の銀行の窓口、もしくはATMで24時間引出しができます。また、スーパーなどで買い物をする時にデビットカードとして決済することも可能です。

国際送金時には送金額にかかわらず、送金手数料約4500〜5500円と、受取り時手数料2500円程度の合計7000〜8000円程度の手数料がかかります。

10万円国際送金する場合でも、200万円を国際送金する場合でも、手数料は一回あたり一律約7000〜8000円となりますので、一回の送金額が大きくなればなるほどお得になります。(単純計算すると、国際送金額が約15万円を超える場合、一番お得な現金の持ち方となります)。

ただし、ご利用の銀行や支店によってはアイルランドの銀行に直接送金することが出来ないため、ドイツやフランスの中継銀行を経由して送金されることもあります。この場合は、上記の送金手数料に中継銀行の手数料が加算されることもあります。

・アドバイス
アイルランドで銀行口座を開設できる長期留学生の場合で、一度に15万円以上送金してもらう場合におすすめです。


お得 どの方法が一番お得? 留学費用管理方法別・手数料シミュレーション  

仮に1ユーロの中値*1が105円の時に、100万円の日本円現金を下記の4通りの方法でユーロに換えた場合の手数料と受取額を見てみましょう。

1.日本の銀行でユーロ現金を購入
2.日本の銀行でトラベラーズチェックを購入し、アイルランドの銀行で換金
3.アイルランドのATMで国際キャッシュカードで引出し
4.日本からアイルランドの銀行口座へ国際送金

*1 中値:新聞などで表示されている“ユーロ対円”の実勢レート。
中値(実勢レート)は参考のレートで、実際の取引には使われていません。

1ユーロの中値が105円の時に、100万円をユーロに換金した場合の受取り額と手数料
中値(1ユーロ 105円)で換算した金額 100万円=9,524ユーロ

換金方法 解説 ユーロ現金
受取り額
中値換算
金額との差額
1.
日本の銀行で
円をユーロ現金に
両替

日本の銀行で円からユーロ現金へ両替するレートは、
1ユーロあたり中値+約5円となります。

1ユーロ=110円→100万円=9,090ユーロ

9,090ユーロ 433ユーロ
(4万5465円)
2.
日本の銀行で
トラベラーズチェックを
購入し、
アイルランドの銀行で
現金に換金

日本の銀行でトラベラーズチェックを購入するレートは、
国際送金時と同じTTS(中値の約1.5円増し程度)で、
さらに購入総額の2%の購入時手数料がかかり、
またアイルランドで換金時にも、
総額の約2%の換金時手数料がかかります。

1ユーロ=106.5円→100万円=9,390ユーロ

さらに
−日本での購入時手数料(総額の2%、94ユーロ)
−アイルランドでの換金時手数料(総額の2%、94ユーロ)
がかかるため、

最終的な現金受取額 9,202ユーロ

アイルランドのお土産屋さんなどで換金すると手数料が
より高くなることもあるので、アイルランドでの換金時には
できるだけ銀行を使いましょう。

9,202ユーロ 322ユーロ
(3万3810円)
3.
国際キャッシュカード

アイルランドのATMで現金を引き出すレートは、
日本の銀行で円からユーロ現金への両替レートと
同じ程度の1ユーロあたり中値+約5円となります。

1ユーロ=110円→100万円=9,090ユーロ

引出し時は1回約1.5ユーロの手数料がかかるため、
仮に15回に分けて引き出すと、
引出し手数料 1回1.5ユーロ×15回=22.5ユーロ

最終的な現金受取額 9,067.50ユーロ

9,067.50ユーロ 456.5ユーロ
(4万7932円)
4.
アイルランドで
銀行口座を開設し
国際送金

国際送金の場合の送金時のレートはTTS
(中値の約1.5円増し程度)です。

1ユーロ=106.5円→100万円=9,390ユーロ

さらに国際送金時は国際送金手数料
(約7500円=70ユーロ)が必要です。
(送金時のご利用銀行・支店によっては、
中間経由銀行の手数料なども
加算されることもあります)

最終的な現金受取額 9,320ユーロ

9,320ユーロ 204ユーロ
(2万1420円)

アイルランド留学クラブのこんな利用法

アイルランド到着後に学校の延長や転校を考えている場合は、1校目の学校のお申込みの費用を送金する際に、2校目以降の留学費用も最初の留学費用と一緒にご入金いただき、差額分をアイルランド留学クラブでお預かりしておくことも可能です。

まとめて費用をお預かりさせて頂いた場合も、学校へのお支払いは皆さんのご希望に応じて何回かに分割して納金させて頂きますので留学中にプランを変更する事もできます。

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